超小型パソコン

超小型パソコン 02.ハードウェア関連

超小型パソコン

家の中で、意外と場所を取っているパソコン。無いと困るけどもっと小さいのがないものか、とお考えの方にピッタリなのが「超小型パソコン」。大きさは手のひらにおさまる小さなサイズで置き場所に困りません。茶の間のテレビにつないで使うことも可能。消費電力もごくわずかで静か、価格もお手頃です。

今月はスペック控えめでも、“安い、便利、楽しめる”三拍子そろった超小型パソコンについて紹介します。

スティック型

超小型パソコンには大きく分けて、以下の2つのタイプがあります。
・スティック型・・・モニターやテレビのHDMI端子に挿して使用。ライトユーザー向け。
・ボックス型・・・大きさはCDケース大で、そこそこの性能と拡張性を確保。ミドルユーザー向け。
 スティック型は大き目な100円ライターほどの大きさで重さは40gくらい。テレビの裏に設置すれば、完全に隠れて見えなくなるサイズです。スティック型パソコンをテレビに挿せば、Youtubeなど動画サイトをテレビの大画面で楽しむことができます。価格も9000円台~と格安。ただし1万円程度のスティック型は、テレビで動画サイトや簡単なネットサーフィンくらいしか出来ないレベルです。2万円程度のモデルは一昔前のノートPC並のパワーがあり、より快適にネットサーフィンなどを楽しめます。

ボックス型

ボックス型の特徴は、安定性と拡張性です。一昔前の超小型パソコンは非力で動作サイトではカクカクと見辛かいものでしたが、最近のものはスムーズにストレスなく動画サイトやネットサーフィンを楽しめます。
USBポートも複数個あって拡張性を備え、記憶媒体は超高速なアクセスを実現するeMMCストレージ。光学ドライブは備えておりませんので、ソフトをインストールする際には外付けUSBタイプのものを別途、用意する必要があります。
OSはウィンドウズ10を搭載していますので、ご家庭でパソコンを普通に使う一般ユーザーであれば、ほとんどストレスもなく使えるはずです。価格は安いもので2万円程度から、ハイエンドのもので10万円前後。

まとめ

世の中のほぼ全てのもの、特に電化製品は軽量化・薄型化・小型化をどんどん進めてきました。パソコンも同様に軽量小型化が進み、デスクトップPC・ノートPC共に一昔前に比べ、ずいぶんと小さく薄くなりました。
もしも、ご家庭のパソコンを時々のネットサーフィンやネットショッピング、メールチェック、ちょっとしたワードやエクセルの利用程度であれば、この超小型パソコンとコードレスのキーボード・マウスを用意し、茶の間のテレビに繋げて使うのもあり、かもしれません。
現状ではまだ店頭ではほとんど売られておらずネットで探して購入することになりますが、今年あたりから大手メーカーも製品を出してきており、これからのパソコンの標準的な形になるかもしれません。

超小型パソコン

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