AIスピーカー

AIスピーカー 02.ハードウェア関連

AIスピーカー

21世紀になり早くも20年を迎えようとしている今日、AI(人工知能)は“未来のもの”ではなく“現実のもの”になり、我々の生活に徐々に浸透・普及しつつあります。

今月は「声」に反応し日常生活をより便利にしてくれる身近で安価な人工知能機器、「AIスピーカー」をご紹介します。

AIスピーカーとは

AIスピーカーとは、AI(人工知能)を搭載したスピーカーのことで、スマートスピーカーとも呼ばれています。人が話す自然な言語を認識できるのが特徴で、スピーカーに話しかけて情報の検索や連携家電の操作、音楽配信やニュース、スケジュール管理、メッセージ送受信などのインターネットサービスを利用できます。
日本では主にGoogle社の「Google Home」、Amazon社の「Amazon Echo」、LINE社の「LINE Clova」、この3社のAIスピーカーが広く使われています。価格はエントリーモデルであれば数千円、小さな液晶モニターが付いてテレビ電話や動画閲覧が楽しめるモデルは30,000円程度が相場です。

 

AIスピーカーでできること

AIスピーカーにどんなことができるのか、機種によって性能やできることに多少の差がありますが、メインの機能を紹介します。
簡単なところでは「今日の天気は?」や「いま何時?」と聞くと、天気予報や時刻を音声で教えてくれ、他にもその日のニュースを聞けたり、「次の大安はいつ?」といった日常生活で感じたちょっとした疑問を質問すると回答してくれたりします。
また、スピーカーというだけに音楽機能もあり、「◯◯の曲を聴きたい」と頼むと、ネット上の音楽サービスで楽曲を探して再生してくれたり、radiko.jp(ラジコ)経由でラジオ放送が楽しめたりもできます。
ほか、オーディオブックの読み上げ、アラームやスケジュール管理、通話・ビデオ通話・メッセージ送信などなどがあります。

テレビなどスマート家電との連動

製品によっては、いわゆるスマート家電と連携し、照明器具を始めとした家電を音声でコントロールすることが可能です。「電気をつけて・消して」「テレビをつけて・消して」といったこれまでリモコンやスイッチで行っていた手動操作を声だけで操作する“未来感“を楽しめます。

 

まとめ

AIスピーカーは個人的には「実際に必要あるの?」と否定的でしたが、PCやスマホに不慣れな高齢者に使えないかと思い、購入して使ってみました。結果、使う人によって向き不向きはありますが、声だけでラジオやテレビを操作出来たり、メッセージを読んでくれたり送信出来たり、まずまず便利で楽しいものです。ご自宅にすでにネット・wifi環境があり小さなお子さんや高齢者の方がいるならば、数千円程度から購入できるAIスピーカーは1つ試してみる価値はあるかなと思います。

 

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