AIツール実践活用その1

資産運用に活用できるAIツール 00.資産運用

 近年、資産運用の世界ではAI(人工知能)の活用が急速に進んでいます。以前は専門家やアナリストに頼るしかなかった情報分析や市場予測が、今では誰でもAIツールを使って手軽に行えるようになりました。
 今月は、初心者でも実践できるAIツールの活用法を具体的に紹介します。

●資産運用に使えるAIツール
 資産運用を始めたばかりの方にとって、情報収集やファンドの比較は難しく感じられるものです。 また、経験を積んだ投資家にとっては、情報の精度やスピードが投資成果に直結します。 そこで有用なのがAIを活用した調査・分析ツールです。そんなとき役立つのがAIツールです。 下記に代表的な3つを紹介します。
 これらのツールは「どの銘柄を買うべきか」を直接教えてくれるわけではありませんが、正しい判断をするための理解を深める手助けになります。 情報整理と比較検討の効率を大幅に向上させます。 高度な情報収集力と分析力を備えたAIを組み合わせることで、投資判断の精度を一段と高めることが可能となります。

●AIツールの使い方具体例
 
下記3つのAIツールは音声入力に対応していますので、お持ちのスマホにアプリをインストールして、気になることを音声で友人知人に気軽に尋ねる感じで質問して下さい。 質問を例として挙げると、
 ・「〇×(企業名)の前期の決算情報を要約して」
  ・「米国株式市場の今週の動向を教えて」
 ・「VTIとeMAXIS Slim の違いを比較して教えて」
 ・「eMAXIS Slimを使った積立NISAの節税効果をシュレーションして」などなど。  
 もっと単純に「来週の日経平均株価の見通しはどう?」でもOK。十分すぎるくらい詳しい答えが返ってきます。
 ちなみにどのツールも音声入力は可能ですが、AIツールからの返事は文字のみ。音声で回答はしてくれません。

●まとめ
 情報を効率よく整理し、少しずつ学びながら投資に取り組みたい人にとって、AIは心強い味方です。
 しかしながらAIにおいても使う人と使っていない人の格差は広がっています。メールやスマホ・LINE が普及し老若男女、誰もが使うようになったように、AIも同じく誰もが使う時代がすぐそこまで来ています。
  AIだって間違えもあり万能ではありません。「考えをまとめる相棒・自分の代わりに下調べをしてくれるアシスタント」くらいの距離感が良いと思います。まずは下記AIツールを1つでもスマホに入れて「明日の〇×(注目している企業名)の株価予想は?」と尋ねてみましょう。きっとビックリしますよ!

AI英会話アプリ

Google AIモード(Gemini)  :https://www.google.com/
ChatGPT           :https://chatgpt.com/
Perplexity AI(パープレキシティ):https://www.perplexity.ai/

これらの情報は、あくまで投資判断の参考とするものであり、最終的な投資判断はご自身の責任において行うようにしてください。

  

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