コア・サテライト戦略入門その2

コア・サテライト戦略入門その2 00.資産運用

 「オルカン」などのコア資産で守りを固めたら、次は少額でリターンを狙う「サテライト(攻め)」の出番です。しかし、星の数ほどあるファンドの中から、どうやって「攻めの1本」を選べばいいのでしょうか。
 今月は、サテライト用のファンドを専門知識がない方でも失敗しない、シンプルで賢い「投資信託の選び方コツ」=スクリーニングについてご紹介します。

●まず「ランキング」から眺めてみよう
 本格的なスクリーニング(条件絞り込み)の前に、まず はランキングをざっと眺めるところから始めるのがおすすめです。
 Yahoo!ファイナンス(finance.yahoo.co.jp)やモーニングスター(morningstar.co.jp)などで、「投資信託ランキグ」を検索してみてください。
 「人気順(純資産残高ランキング)」や「リター ン順(1年・3年)」を見るだけで、いま多くの人が注目している商品の傾向がつかめます。「AI 関連が多いな」「インド株ファンドが上位に来ているな」─そういった”空気感”を読むだけでも参考になります。

●でも、スクリーニングしすぎには注意!
 実は、スクリーニングを細かくやりすぎると、逆 効果になることがあります。
 過去のリターンが高い商品ばかりを選ぶと、「すでに上がりきった商品」をつかんでしまいがち。複 数の指標を組み合わせすぎると、「何を買えばいいか」がわからなくなります。
 投資の世界には「過去の成績が将来を保証しない」 という大原則があります。スクリーニングは「気になる商品を見つける入口」として使うくらいがちょうどいいのです。

●サテライト(投資信託)を選ぶ2つの基準
①純資産残高(お財布の大きさ)
 投資信託に集まる資金総額です。少なすぎる商品(例:30億円未満)は運用終了リスクがある
 ため、資産規模の大きい商品を選びましょう。
②信託報酬(持ち続けるコスト)
 サテライト商品は手数料が高めですが、成績が同程度なら、より低コストの商品を選ぶのが賢明
 です。

まとめ
 スクリーニングは「正解を見つけるためのもの」ではありません。「自分が興味を持てる商品と出会
うための入口」です。ランキングから、資産が大きくコストが納得できるものをシンプルに探してみましょう。
 コアでしっかり資産を守ってくれているからこそ、サテライトで「少額で試して経験値を高める」という学びが得られます。少額でも一本持ってみると、ニュースの見え方が変わります。来月はさらに一歩進んで、個別株の選び方をご紹介します。

・Yahoo!ファイナンス  https://www.finance.yahoo.co.jp/
・モーニングスター   https://www.morningstar.co.jp/

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