デジタル終活

デジタル終活 01.WEBサービス

 今や多くの人がスマホに多くの写真を残し、インスタなどSNSを利用し、音楽や動画などの定額制「サブスク」を利用している人も多いでしょう。
もしもの場合、遺族がこれらサービスのパスワードが分からなければ、非常に面倒なことになります。
 今月は遺族に迷惑をかけぬよう、デジタル終活の始め方やポイントなどについてご紹介します。


●デジタル終活とは?
 デジタル終活とはスマホやパソコン内のデータを生前に整理することです。
大切な思い出写真や利用しているWebサービス、ネット銀行/証券などに預けてあるお金…etc。 デジタルデバイスの中に、そしてネット上に私たちの生活のあらゆる側面が記録されています。
 しかしある日突然、人生の終わりを迎えたとしたら、どんなことが起こるでしょうか?
写真や文章ファイルだけならまだしも、銀行や証券会社に預けてある資産などの場合、遺族は相当、面倒な手続きを踏むことになります。
 サブスクの解約も然り、XやインスタグラムなどのSNSアカウントの停止も然りです。
解約しない限り、利用料金がずっと引き落とされ続け、SNS上で故人のアカウントは残り続けることになりかねません。

●デジタル終活をするメリット
 デジタル終活を行うことで、遺族や関係者への負担を大幅に軽減できます。
具体的には、デジタル資産(メールアカウント、SNS アカウント、オンラインバンキング、クラウドストレージなど)の管理情報を整理し、必要な情報をまとめておくことで、遺族がこれらの資産を適切に管理・処理しやすくなります。
 さらに、生前に不要なアカウントを削除し、必要なアカウントの情報を整理することで、死後に不正アクセスが発生するリスクを最小限に抑えます。
これにより、遺族の安心感が増し、デジタルセキュリティが向上します。

●デジタル終活の進め方
 ①デジタル資産のリストアップスマホ、パソコン、SNSアカウント、メールアドレス、
  ネットバンク/証券口座…まずはあらゆるデジタル資産をリストアップ。
  そしてIDや登録メールアドレス、パスワード、登録日時、利用頻度なども記載します。
②「残すもの」と「処分するもの」に仕分ける
  「必ず残すもの」「必ず隠すもの」など、重要度の高いデータから整理しましょう。
  他人に見られたくないものを残す場合は、専用のUSBメモリなどを用意し、パスワードを
  設定しておくと安心です。
③エンディングノートへの記載


●まとめ
 デジタル終活は、自分自身だけでなく、遺族にとっても重要な取り組みです。
しかし、増え続けるもろもろの各種ログインパスワードに翻弄され、誕生日や簡単な組み合わせの
同じパスワードを使い回ししていませんか。
 もしもの時、パスワード、特にお金に纏わるID/パスワードが分からなければ遺族は大変です。
大事が起きる前に時間を作って、じっくりとIDパスワード整理されることを強くお勧めします。
 人生、いつどこで何が起きるかわかりません。備えあれば憂いなしです。
遺族に迷惑をかけぬよう、面倒でも元気なうちにIDやパスワード整理して、デジタル終活を進めて
おきましょう!

デジタル終活
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