大手ECサイトや金融機関になりすまし、有害なサイトへアクセスさせる「フィッシング詐欺」のメールが急増しています。
「あなたのアカウントが停止されました」「料金未払い」「法的措置」などの文言を用いて架空請求をしてくる類のメールです。 これら詐欺メールは毎日、大量に届き、その処置に悩まれていませんか。
今月は詐欺メール受信前後それぞれの対処方法についてご紹介します。
受信した後:4つの具体的対処法
1.送信者を確認する 差出人/送信元メールアドレスやドメインを確認
2.件名や本文に違和感がないか確認しましょう。 焦りを煽るような表現(「今すぐ対応しないと
アカウント停止」など)や、不自然な日本語表現が使われていないか確認しましょう。
3.添付ファイルやURLをクリックしないウイルス感染や個人情報窃取を目的としたファイルや
URLが添付されている場合があります。 絶対に開かないでください。
4.情報を入力しない クレジットカード情報やパスワードなどの個人情報は、決して入力しないで
ください。
受信する前1:プロバイダー側での対策
多くのプロバイダーは、迷惑メール対策サービスを提供しています。
サービス内容は各社によって異なりますが、以下のような機能が提供されています。
ㅡ迷惑メールフィルタリング:迷惑メールの特徴に基づいて自動的に振り分け、受信前に
削除します。
ㅡブラックリスト・ホワイトリスト設定:特定のメールアドレスからのメールを自動的に
受信/拒否設定できます。
ㅡなりすまし防止機能:なりすましメールを検知し、警告を表示します。
ご契約のプロバイダーの迷惑メール対策サービスの詳細については、各社のウェブサイトでご確認ください。
受信する前2:メールソフト側での対策
メールソフトにも、迷惑メール対策機能が搭載されています。
代表的な機能は以下の通りです。
ㅡ迷惑メールフィルタリング:プロバイダー側と同様に、迷惑メールの特徴に基づいて
自動的に振り分け、受信前に削除します。
ㅡ受信拒否設定:特定のメールアドレスからのメールを自動的に拒否設定できます。
ㅡ画像表示制限:迷惑メールに悪用される画像の自動表示を制限できます。
まとめ
詐欺メール=フィッシングメールはAI によって、より大量により巧妙になってきています。
同じメールアドレスを何も対処しないまま永いこと使用している人は、これら迷惑メールの選別削除に余計な時 間と手間を費やしているのではないでしょうか。
大事なメールの見落としや紛失につながりかねません。
そのような方は、一度時間を作って上記の対策をされることをお勧めします。スッキリしますよ!

●NTTぷらら:https://00m.in/JRSRR
●So-Net:https://00m.in/efHaU
●OCN:https://00m.in/yrSBH
●Biglobe:https://00m.in/RDJXG
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