Google One

01.WEBサービス

2023.03.15

多くの人が利用しているスマホ写真を自動でクラウドにも保存するサービス「Google フォト」、そして「Gmail」。これらは以前、無料で無制限に使えましたが、2021年６月以降は15GBまでの制限がかかるようになりました。この制限を補う有料サービスが「Google One」です。今月はデータバックアップの観点からも余裕で便利な「Google One」についてご紹介します。

Google Oneとは？

Andorid スマホやGmail をお使いの方は既にGoogleアカウントを持っていることになり、Google ドライブ、Gmail、Google フォトで共有される15GBのデータ保存容量が無料で提供されています。 Google One はこの15GB までの保存容量を100GB以上に増やせる有料のサービスです。最近のスマホカメラは高性能・高画質で、スマホでたくさん写真や動画を撮影する場合は15GBではすぐに容量満杯になりかねません。 15GBでも不要な写真やメールを整理していけば良いのですが、実際にやるとなるとなかなか大変です。

Google Oneのメリット

Google Oneを使うことによるメリットとして・よりたくさんのデータが保存可能・最大５人までの家族とストレージ共有・災害や機器故障等によるデータ損失の回避・いつでも、どのデバイスからでもデータを管理などがあります。メリットの１つ目は、より多くのデータが保存可能であることです。通常の使い方をしていれば無料の15GBで十分な容量ですが、GmailやGoogleフォトの長年使用しているヘビーユーザーは注意が必要かもしれません。また、家族や知人間でデータを共有できる（本人を含めて最大６名まで）のも魅力です。クラウド型の外付けハードディスクとして使えるので、災害時やパソコン・スマホが壊れたとしても安心で、外出先や別のデバイスからもデータへアクセスできます。

Google Oneの料金プラン

100GB、200GB、２TB と３つの料金プランがあり、年払いか月払いかを選べます。例えば100GBプランの場合、月額で250円、年払いだと2,500円、または200GB プランの場合、月額で380円、年払いだと3,800円、とそれほど高額なものでもありません。 100GBあれば写真や動画データの他にも仕事上のファイルや絶対に紛失したくない大事なデータもクラウド上にバックアップを取っておくことができます。

まとめ

大事なデータをネット上のクラウドに預ける場合、一昔前まではセキュリティ面で気がかりでした。しかし近年のクラウドサービスは最先端の暗号化技術で何層にもデータ保護されており、かつユーザー認証も２段階認証は無論のこと、幾重にも頑丈にロック、不正なログインを防ぎます。よっていま現在はローカルなサーバーでデータ管理するより、クラウドでデータ管理する方が安心安全になりました。年間２、３千円で大事なデータを永続的に安心安全に守れるなら、Google Oneを検討してみる価値は十分にあるのではないでしょうか。