Microsoft Copilot(コパイロット)は、AI技術を活用した個人向けチャットアシスタントです。
2023年2月にマイクロソフトからリリースされ、OpenAIの最新モデル「GPT-4」を搭載しています。
今月はマイクロソフト社が社運をかけて開発を進めるAIツール「Microsoft Copilot」についてご紹介します。
Microsoft Copilot の特徴
なんといっても一番の特徴は、世界中で広く使われているOfficeソフトとの密接な連携です。
ワード、エクセル、パワーポイント、アウトルックなどのアプリと日常的な会話で指示を出すことで、文章の自動生成、翻訳、要約、箇条書きなど効率的にお手伝いしてくれます。 例えば、ワード上で文章の作成から編集、創作などを行ってくれ、作成したドキュメントの推敲もサポート、書き換えてもらうことも可能です。
CopilotのAIチャット機能は、テキストや画像、音声でのデータの入力が可能です。
写真の内容をAIが判断して会話することもできます。
また、文章や画像コンテンツの生成も得意で、メールや資料、コードの生成も手助けしてくれます。
例えば、ワードで作成した文章からデータを抽出して「パワーポイント資料にして」と指示すると、自動でワードからパワポに変換してくれます。
スマホアプリ Copilot の使い方
Copilotの便利さ・優秀さを手っ取り早く実感するにはCopilot アプリをスマホにインストールするのが一番簡単です。
下記のQRコードからアプリをインストールすると、ホーム画面に[Copilot]アイコンが登録されるので、これをタップするとCopilotが起動、画面右下のマイクマークをタップして音声でCopilotに何か質問してみましょう。
わずか数秒で的確な回答を音声で返してくれます。
音声なので、キー入力も細かな文字を読む必要がなく、Copilotアプリはスマホ操作が苦手な高齢者にこそ便利なアプリといえるでしょう。
PCでのCopilotの呼び出し方
Copilotはスマホアプリだけでなく、Webブラウザ上でも、Officeソフト上でも、Windows上でも、どんな場面でも簡単に呼び出せ質問することが出来ます。
Webブラウザ「Microsoft Edge」の画面右端にある「Copilot」アイコンをクリックすると、ブラウザペインの右側にチャット(会話)の入力ペインが表示され、質問に対して、生成AI(人工知能)による回答が得られるようになっています。
Windows11をお使いの方は画面右下の「Copilot」アイコンをクリックするか、キーボードの「 Windows + C 」でCopilotチャットの入力ペインが表示されます。
まとめ
まさに日進月歩で進化を続ける現代の生成 AI、「すごく便利な技術なのだろうけど、何をどうやって使うの?」とまだ一度もAIに触れたことがない人もいるでしょう。
そんな方にこそ、このCopilotを試してほしい。スマホで音声で「旭川の天気は?」と尋ねてもいいし、カメラで手元にある何かを撮影して「これは何?」と質問してみてください。
瞬時に的確な答えを返してくれます。
そしてそんな簡単な質問・回答に満足せず、慣れてきたらぜひ込み入った質問や文章や画像コンテンツの生成にも挑戦を。 AI の進化と可能性を感じ取ってみましょう。
Microsoft Copilot モバイルアプリ:https://www.microsoft.com/ja-jp/copilot-app?form=MA13M1&OCID=MA13M1
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