ASUSの一体型パソコン ET2232i、電源を押しても電源ランプは転倒するものの画面は真っ暗、BIOS画面も表示されずHDDランプも点滅せず。こういう時は内臓電池を外して=CMOSクリアで復活することもあるので内臓電池を取り外すために分解。
電源コードを差して光学ドライブをイジェクト。もしイジェクトで切れなければ二の中央の小さな穴に細い棒などを差して強制イジェクト。そして次からの作業が一番難しい。
光学ドライブの蓋のツメ4箇所を慎重に外していく。外す順番は一番下のツメを小さなドライバなどでゆっくりじっくりそーっと外し、次に1番上のツメをそーっと押し込んで外す。この2つのツメが外れれば残り2つは簡単に外れます。くれぐれも無理に力をかけずそーっと外すこと。
パソコン筐体の裏蓋外しは筐体の左下に幅1.5センチくらいのマイナスドライバが入るくらいの隙間が設けられているので、そこを起点にマイナスドライバやスクレーバーなどを差して裏蓋のツメを外していく。それなりに力を要するところあり。私は下記のスクレーバーで30分くらいかけて膝の上でモニター画面を傷つけないようタオルで覆ってじっくりと外した。
裏蓋を外せばHDDが見える。HDD→SDD交換なら、あとはスタンドを外せば交換できる。
内臓電池はマザーボードの裏側にある。マザーボードを固定しているビスを外し(10本くらいある)、wifiのコードやその他、マザーボードにつながっているコードを外すとマザーボードは写真のようにめくれ、内臓電池を外すことができる。
内臓電池を外し放電し、再び取り付けマシンを借り組み立てして電源投入したが起動せず。CMOSクリアで解決できず、故障原因はもっと根深いところにある。たぶん、マザーボードのどこかが原因でMB交換が必要と判断。MBは調べてみると中古で$108ドル+送料とあり、修理を断念。
HDDからデータバックアップしようとしたが、MBRが壊れたのか認識せず。MBRを修復し、データを救出し、違うHDDにコピーをして作業を終了。