「人生資産年表」をつくろう

00.資産運用
人生資産年表

 老後の不安に煽られ、ひたすら節約して「守銭奴」のように現金を溜め込んでいませんか? 人生の最後に使いきれないほどの大金を残して逝くことこそ、最大の無駄かもしれません。大切なのは、「お金を増やすこと」ではなく、幸せな時間や思い出を増やすこと。
 今月は、かけがえのない人生を全うするため、安心の老後を送るための「人生資産年表」についてご紹介します。

●人生資産年表とは?
 人生を一本の「時間の地図」にして、
・夢や目標、家族のイベント
・収入(年金・仕事・運用)
・支出(生活費・旅行・医療費)
・金融資産の残高推移 を、年ごとに書き込んでいく設計図。いわば、人生のお金のカレンダーです。
 FPなど専門家に相談するのも一案ですが、家族の本音や夢、不安、親の介護や相続のこと、あなたの心の奥にある「本当の夢」まで100%把握することはできません。
 だからこそ、多少ざっくりでも、自分でつくるのが一番。少し面倒ですが、一度つくれば一生使えます。

●抑えるべき3つのポイント
 
①老後の入口
  何歳で本格的に引退するのか。その時、金融資産はいくらあるのか。
 ②老後の途中
  旅行は?車の買い替えは?親の見送りは?
  医療費は増える?正直に書き込みましょう。
 ③老後の出口
  90歳? 95歳?そのとき資産はいくら残っているか。 途中でお金が尽きないか。
  
 これらの「見える化」できるのが最大の価値です。

●リターンもしっかり設定する
 
運用している商品ごとに、年3%、5%など現実的なリターンを入れてみましょう。すると、「意外と減らない」、「思ったより早く減る」など、数字が語り始めます。 不安は、見えないから怖い。見えると、対策が打てます。

まとめ
 老後は「なんとなく不安」ではなく、「数字で確認」する時代。完璧でなくていい。ざっくりでいい。ワクワクしながら、自分だけの人生設計図を描いてみてください。
 資産年表を作ると、老後の入り口から出口(終末期)までの資産の動きがハッキリ見えます。 「意外と大丈夫だ」と分かれば、安心して今を楽しむことにお金を使えます。

 資産寿命を延ばしながら、幸福寿命も延ばす。そのための道具が人生資産年表です。

「人生資産年表」をつくろう

資産形成ハンドブック ライフプランシミュレーション用ツール: https://shisankeisei.jp/download

コメント