労働に依存せず、定期的な現金収入を提供するキャッシュフロー資産(不動産、株式配当、米国利付債など)を老後に備えて保有することで、経済的な安定感が増し、仕事や生活の選択肢が広がります。
今月は資産運用の中で要となるキャッシュフロー資産についてご紹介します。
●キャッシュフロー資産とは
定期的に現金収入(キャッシュフロー)を生み出す資産のことです。
資産を売却せずに保有しながら、生活費や再投資に使えるお金を得られるのが特徴です。
具体的な例は以下の通りです。
・高配当株・ファンド
・不動産投資:家賃収入
・REIT(不動産投資信託):不動産収益の分配
・債券:利息収入
キャッシュフロー資産の大きな特徴は、資産を売却せずに保有しながら収入を得られる点です。
つまり、生活費や再投資に使える現金を定期的に得られるしくみであり、生涯にわたって資産を取り崩さずに活用し続けることも可能です。そして、必要に応じて売却する選択肢も残されているため、柔軟性もあります。
●キャッシュフロー資産を築くには
60歳以降の安定した自由な生活を見据えて「キャッシュフロー資産」を活用したい方にとり、50代はとても重要な準備期間です。
50代から始める資産形成プランのステップを整理してみましょう。
ステップ①:60歳までの資産目標を明確にする
・目標金額の設定:たとえば「60歳までにキャッシュフロー資産500万円」「月2万円の不労所得」。
ステップ②:資産配分の見直しと構築
・日本株:JT(日本たばこ産業)やホンダ、コマツなど 配当利回り4~5%の安定企業への投資。
・全世界インデックスファンド: eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)など。
・債券・個人向け国債:安定収入、0.5~3%配当利回り。
ステップ③: 新NISAや定期引き出しサービスの活用
●まとめ
「貯蓄がなくなってしまうかも」と不安を抱えながら老後を過ごすのは不安なものです。
仮に500万円を60歳から10年間・年利5%で運用した場合、約814万円になり、その資産を全く運用せずに70歳 から月5万円取り崩すと83歳6か月で資産はなくなり、新NISAで年利3%で運用しながら月5万円取り崩すと87歳3か月、年利5%では92歳0か月まで資産寿命を延ばせます。
心の余裕と選択の自由をもたらすキャッシュフロー資産。資産運用の柱として、取り入れてみてはいかがでしょうか。

これらの情報は、あくまで投資判断の参考とするものであり、最終的な投資判断はご自身の責任において行うようにしてください。



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