新NISAの利用が広がる一方で、「制度が複雑」「60歳まで引き出せない」といった理由で敬遠されがちなiDeCo(個人型確定拠出年金)。しかし、2027年1月から会社員の掛金上限が大幅に引き上げられる予定であることをご存じでしょうか?
今月は、パワーアップするiDeCoの魅力と、今から準備すべき理由についてご紹介します。
●iDeCoが「節税最強」と言われる理由
iDeCoの最大のメリットは、なんといっても「強力な節税効果」です。新NISAは運用益が非課税になるだけですが、iDeCoは「掛金が全額所得控除」になります。 つまり、積立をするだけで、毎年の所得税と住民税が安くなるのです。これは「確実に得られるリターン」と言っても過言ではありません。
老後資金を貯めながら、現役時代の税金も減らせる。この「一石二鳥」の仕組みこそが、iDeCoが老後資金作りで最強のツールと呼ばれる理由です 。
●会社員必見!掛金が大幅アップ!
これまで、会社員(企業年金あり)の方のiDeCo掛金上限は月額1.2万円〜2万円程度と低く設定されていました。しかし、2027年1月の制度改正(予定)により、この上限が月額最大6.2万円まで引き上げられます。
この改正により、iDeCoは会社員の方にとって、優先的に検討すべき資産形成の柱へと進化します。特に退職金制度がない、または少ない会社員の方にとっては、iDeCoでの積立が自分年金作りの最適解となるでしょう。
「受け取り時に税金がかかるのが心配」という声も聞かれますが、退職所得控除(勤続年数に応じた非課税枠)や、公的年金等控除をうまく活用すれば、税負担を最小限に抑えることが可能です。まずは「入口(毎年の節税)」のメリットを最大限に享受し、資産を育てることが先決です。
●まとめ
iDeCoは60歳まで資金ロックされる「不自由さ」がデメリットですが、老後まで確実に資産を残せる仕組みでもあります 。
加入可能年齢は70歳まで拡大し、勤め先への申請も原則不要となり、より始めやすくなります 。
iDeCoは「拠出時」「運用時」「受取時」の3つのタイミングで税制優遇が受けられる最強のツールです 。掛金上限の大幅アップは2027年1月施行予定ですが、この大きな恩恵を長きにわたって享受できるよう、まだ始めてない方は月1,000円の少額からでもOK! 制度改正のタイミングを待たず、口座をできるだけ早く開設し、資産運用への一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか 。




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