投株式市場が不安定ななか、着実に存在感を高めているのが「REIT(不動産投資信託)」です。2025年6月には東証REIT指数が1800ポイント台に回復し、毎日のように年初来高値を更新しています。
今月は、安定した収益を目指す投資先として関心を集めているREITの魅力についてご紹介します。
●REITが絶好調の理由
REIT(Real Estate Investment Trust) は「不動産投資信託」のことで、投資家から集めた資金をもとに不動産を取得・運用し、その収益(賃料や売却益)を分配金として投資家に還元する仕組みです。
株式のように証券取引所に上場されており、少額から売買できるのが特徴です。 たとえば、オフィスビルや商業施設、マンション、物流倉庫、ホテルなどが投資対象となり、個人では手が届かないような大規模物件にも間接的に投資できます。
REITが好調な背景には、高い分配金利回り(約5%)と、不動産市場の回復があります。
さらに、金利上昇懸念の後退や賃料の上昇、外国人投資家の買い越しも市場を支える要因となっています。
●REIT選びのチェックポイント
REITは比較的少ない金額で投資できるのが魅力です。
国内には58本が上場しており、証券会社の口座があれば株式と同じように購入できます。
REITを選ぶときは、各REITのIR 資料で、以下の3つの指標をチェックしましょう。
1. 分配金利回り(水準が高すぎる場合はリスクも要注意)
2. 投資対象(オフィス・住宅・物流など、自分が理解しやすい分野)
3. 分散状況(特定の物件に依存していないか)
また、個別のREIT銘柄に投資するだけでなく、「REIT指数に連動するETF(上場投資信託)」を購入する方法もあります。
ETFなら複数のREITにまとめて分散投資できるため、初心者には特におすすめです。
●まとめ
REITは、不動産市況の悪化や金利上昇、自然災害や事故などの要因で元本割れの可能性があります。 しかし東証REIT 指数が年初来高値を更新し、「高利回り」「安定収益」「外部環境の追い風」といった複数の好材料を抱えており、資産形成の中で“守りながら増やす”選択肢として有力です。
長期で保有すれば、分配金を受け取りながら安定した収益を目指すことも可能です。
資産を米国株や全世界株に集中させるのではなく、万が一に備えて分散投資を、そして安定した分配金を考えるなら、新NISAで積立可能なREITも投資対象の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

NEXT FUNDS 東証REIT 指数連動型上場投信
(証券コード:1343):https://finance.yahoo.co.jp/quote/1343.T
これらの情報は、あくまで投資判断の参考とするものであり、最終的な投資判断はご自身の責任において行うようにしてください。



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