ChatGPTは登録してみたがどう活用すればいいのかわからない、AI ツールは便利そうだけど活用の幅が広すぎて何をどう使っていいのか分からない、とつまずいて使うのを頓挫してしまっている方も多いでしょう。
今月はChatGPTで思い通りの回答が得られる質問の仕方(聞き方)のコツ・テクニックを紹介します。
【コツその①】質問テンプレートを利用する
ChatGPTは、使い手が入力する質問によって回答の内容や精度が大きく左右されるAIツールです。
しかしAIに質問すること自体が不慣れなため、「何をどう尋ねていいか質問事項そのものが浮かばない…」という人も多いでしょう。
そのような場合、ChatGPT にまず慣れるため、あらかじめ用意されている質問のテンプレートを活用・引用してみることをお薦めします。
テンプレートは利用シーンごとにジャンル分けされています。その中から興味があるものを選んで、そのままコピーして使用することができます。
また、自分のニーズに合わせてアレンジすることも可能です。
テンプレートを使えば、「質問の仕方」や「応用方法」についてのコツを習得することができます。
【コツその②】明確かつ具体的な質問をする
ChatGPTに慣れてきたら、次は一から自分で考えて質問をしてみましょう。
その際に心がけることの1つとして、「質問は明確かつ具体的に」です。
ChatGPTは曖昧な質問をすると曖昧な返事をします。
間接的、抽象的な言葉は避け、直接的で質問の意図がわかりやすい短めの文章が好ましいです。
【活用法③】役割やキャラを与える
ChatGPT に「あなたは○○です。」と役割を与えることでそのキャラに適した回答をしてくれます。
例として質問文の1行目に「あなたはキノコの料理専門家です」とChatGPTに役割を与え、続いて例えば「簡単で美味しいキノコと鮭を使った料理を
教えて」と指示。すると、より明確に自分の望み通りの回答を得られる可能性が高くなります。
お遊びで「大阪弁で回答をお願い」と付け加えると、ちゃんと「おおきに、~を紹介しまっせ」と大阪弁で答えてくれます。
【活用法④】何度も質問を重ねる
ChatGPTはチャット形式のため、前の会話の内容を記憶しています。
そのため、一発目で不明瞭な回答が返ってきてもすぐに諦めず、対人コミュニケーション時と同様に根気よく質問を重ねることで、より自分が欲しい回答に辿り着くことができます。
まとめ
ChatGPT はビジネス・プライベート、さまざまなシーンに利用可能です。
使い方も簡単であり、日本語で知りたいことを入力すれば、質問を理解した上で適切な回答を生成してくれます。
とはいえ、ChatGPT にまだ触れたことがない人や何をどのように質問していいのか分からず、放り投げている人も少なくないはず。
そのような方はまずChatGPT用テンプレートを参考に、使い始めてみましょう!
●ChatGPTなどで使える文例集 https://prompt.quel.jp/
●ChatGPTプロンプトテンプレート例文集 https://ai.threewave.jp/
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