パソコンの消費電力

パソコンの消費電力 10.その他
パソコンの消費電力

電気代が高騰の一途をたどる昨今、ご家庭でもより一層の節電が求められています。 パソコン1台の消費電力がどの程度なのかご存知ですか? 今月は、パソコンの電気代や節電方法、スリープ状態にしておく時間の目安などについてご紹介します。


パソコンの電気代

パソコンの消費電力はどのくらいなのでしょうか? 一般的なデスクトップパソコンでは、標準時約40W・最大時90W・スリープ時約5W程度。 ノートパソコンは、標準時約10W・最大時50W・スリープ時約1W程度で、デスクトップと比べ1/3以下の消費電力になります。 これらの消費電力から、実際にかかる電気代を1日8時間、1ヵ月30日と仮定して計算してみます。 ・デスクトップパソコン 約303.264円/月 (標準時/スリープ時=約40.0W/約3.4W)・ノートパソコン 約58.968円/月(標準時/スリープ時=約8.3W/約0.4W) この金額は一例であり、パソコンの使用環境や年式などによって差があります。 特に古いパソコンは最新のものと比べ消費電力が2~3倍多いので、パソコンや周辺機器を買い替えは、節電につながります。



パソコンの節電方法

パソコンの使用方法を工夫すれば、パソコンの電気代は節約できます。 すぐにできる節約方法を紹介します。 1つ目はディスプレイの輝度を下げること。 スマートフォンと同じように、ディスプレイが明るいほど電力を多く消費します。 無理のない範囲で画面の明るさを調節してみてはいかがでしょう。 2つ目は省電力モードに切り替えること。 Windows には「省電力オプション」が標準装備されていますので、自分の使用環境にあったセッティングをしておけば、面倒な手間を減らして、より賢く節電・節約ができます。 3つ目は夜や週末などしばらく使わない、または90分以上使わないときは電源を切ること。 起動を早めたいときは、完全にシャットダウンするのではなくスリープや休止を使いましょう。 スクリーンセーバーは省電力にならないので、使うのをやめましょう。



パソコンの買い替えor SSDに交換

近年のパソコンは省電力化がかなり進んでいます。 7~8年前以上のパソコンをお使いの方は壊れてデータを失う前に買い替えを。 また、モーター駆動式のハードディスクをSSDに交換することで動作が劇的に速くなり電力消費も抑えられるので一石二鳥、おすすめです。




まとめ

たかだかひと月数十~数百円の節約とはいえ、今日の地球温暖化を考えるともう一刻の猶予もありません。 手遅れになる前に、次の世代の子供たちにこの美しい地球を残すために、いま我々ができることをできることから些細なことでもコツコツと続けていくしかありません。 電気代を抑えることは省エネ、CO2排出量の抑制へと繋がります。 地球にも懐にも優しい、パソコンの消費電力削減に積極的に取り組んでいきましょう!


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