メッシュWi-Fi

メッシュWi-Fi 02.ハードウェア関連

メッシュWi-Fi

まだしばらくは続きそうなスティホーム・自粛期間。ご自宅でのネット利用時間も増え、家中どこからでも快適にインターネット接続できる環境が望ましいもの。
今月は、前回紹介した「Wi-Fi6」とは別の無線技術を用いた「メッシュWi-Fi」をご紹介します。

メッシュWi-Fiとは?

メッシュ(Mesh)Wi-Fiは、網の目のようにWi-Fi(無線LAN)を張り巡らせる技術で、メインのルータ1台とサテライトルータを複数台設置します。
サテライトルータを増やすことでWi-Fiの接続範囲が広げることが可能。メッシュWi-Fiの場合はサテライトルータがメインルータと同等の機能を持っているため、負荷が分散されます。
これまでのルータ規格Wi-Fi5やWi-Fi6でも中継器によりWi-Fiの接続範囲は広げられましたが、親機から離れた場所に移動した際に逐一、中継器の電波に接続し直さなければならなかったり、中継器
の電波のほうが強いのに親機のルータの電波を掴んだままで結局つながりにくいといったことがありました。メッシュWi-Fiではそのような面倒が一切ありません。

メッシュWi-Fiのメリット・デメリット

これまでの中継器では最大2台までしか範囲を広げられず広範囲をカバーしきれませんが、メッシュWi-Fiはサテライトルータを増やすことで広範囲カバーします。
さらに家の中で移動しても自動で強い電波に切り替えてくれ、且つメイン・サテライト器が同等の機能を持つため、複数の機器が同時に接続しても状態は安定します。
デメリットとして広範囲をカバーする場合サテライトルータを複数台用意するため、その台数分費用もかかってしまいます。
また、価格がほかのWi-Fi危機に比べ若干高い(特にWi-Fi6対応のメッシュWi-Fi 製品)ということと、これまで使用してきた無線機器を総取り換えになり、初期投資がかかります。

メッシュWi-Fiはどんな人におすすめか?

オフィス兼自宅など広い家、3階建て以上の戸建てや4LDKのマンションに住んでいて、いろいろな場所で複数人がインターネットを使うという場合は、メッシュWi-Fiがおすすめです。また、鉄筋
コンクリート建ての住宅構造などで、Wi-Fi電波を通信できない部屋や死角がある人にも向いています。

まとめ


Wi-Fi6やメッシュWi-Fiなどなど目まぐるしく進化するWi-Fi 通信機器、なんだかややこやしいですが簡素にまとめると、最高速度と安定性を追求するならWi-Fi6&メッシュWi-Fi、広い自宅内で
の快適さを重視するならメッシュWi-Fi、そして選択肢が多く安価な製品を望むならWi-Fi5、でしょうか。
安定した通信でテレワーク等できるネット環境をお望みの方は、それぞれの目的やスタイル、家の間取りに合わせて、ベストなWi-Fi 通信機器を選びましょう。

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