ドッキングステーション

02.ハードウェア関連
ドッキングステーション

ノートパソコンを使っていて、プリンターやマウス、外付けHDDなどなど繋げる口が足りなくなり困ったことはありませんか?
また、持ち出す際に逐一、それら周辺機器を外したり付けたりするのが面倒ではありませんか?
今月は、それらパソコンの周辺機器をケーブル1本でまとめて接続できるドッキングステーションをご紹介します。

ドッキングステーションとは?

ドッキングステーションとは、マウスやプリンターなどのUSBや有線LAN、外部モニター、SDカードリーダーなどの接続をケーブル1本に集約することができるものです。
最近のノートパソコンは軽くてコンパクトなボディにするため、周辺機器をつなぐ接続ポートが1、2つしかついていないモデルも多く、周辺機器を接続する際にケーブルの抜き差しが面倒です。
ドッキングステーションを使えば、ケーブル1本だけですべての周辺機器と接続できるのが特徴です。
外出先で持ち運びに便利なノートパソコンを使い、帰社・帰宅後は大きくて見やすい外付けディスプレイ、快適に操作できるフルサイズのキーボード・マウス、安定した有線ネットワーク、Web 会議に必要なWebカメラなど必要な機器を、ドッキングステーションを使用するとケーブル1本で簡単に接続・解除することが可能になります。


USBハブとの違いは?

USB ハブは、USBポートを増やすためだけのもの。
ドッキングステーションはUSBポートだけでなくさまざまなポートと接続できます。
それが主な違いです。
そしてまた、USB ハブは接続するPCから電源供給を受けるのに対して、ドッキングステーションは原則、電源アダプタによる電力供給が行われるため、安定したパフォーマンスを発揮できるのも特徴です。

ドッキングステーションの選び方

まず考えておきたいのは、自分の使っているパソコンにもっとも適している接続端子規格に合わせることです。
現在、一番普及している規格はUSB2.0(白色端子)、USB3.0(青色端子)、最新の端子はType-Cと呼ばれるものがあり、転送速度が速いです。
Windows パソコンで使用するのであれば、USB3.0規格に対応したモデルがおすすめ。
最大5Gbpsでのデータ転送が行えるため、外付けストレージを接続した場合でも快適に使用できます。
カメラを頻繁に使う人は、ドッキングステーションにSDカードスロットがあると直接挿せるので便利です。


まとめ

ノートパソコンは小さくコンパクト、邪魔にならず良いのですが、いかんせんモニター画面が小さく見づらい。キーボードも小さく打ちにくい。
パソコンでの作業効率を考えるなら断然、大型モニターとフルサイズキーボード&マウスを使うことをお勧めします。
ドッキングステーションはケーブル1本でノートパソコンと周辺機器を簡単に接続・解除することを可能にします。
ノートパソコンをお使いの方は、ドッキングステーションを使用して機器の管理を集約し、すっきりと快適なパソコン環境を整えてみてはいかがでしょうか?


ドッキングステーション

コメント